「地域をつなぐ」可能性に魅力を感じた
大学生の頃から動画撮影や編集作業が好きで、ライフワークとしてさまざまな映像の制作を行ってきました。町CMなどを制作することもあり、そのなかでのご縁から、入社以前の2013年、とある地域のCATVの運営について相談をいただき、自治体から運営を任されることになりました。
過疎化が進む地域では、町が運営してきた小規模CATVが閉鎖されるケースが少なくありません。私が運営を任されたCATVでも、ノウハウの継承や機器の老朽化により存続が危ぶまれる事態となっていました。この問題を解決すべく、地域の方々を巻き込んで知恵を絞り、町内のお知らせをはじめ、町内スポーツ大会や成人式の模様を番組化することを立案。実際に放送すると反響は大きく、町内に活気がよみがえっていく姿を目の当たりにすることができました。「地域のコミュニティをつなぐツール」としてCATVに可能性を感じ、もっと広くに届けていきたいと思ったのがケーブルテレビに入社した理由です。