外部からメールを送信する場合(サブミッションポート)
当社では、近年増加する迷惑メールへの対策を順次行っておりますが、CC9N経由で送信される迷惑メールの削減を目指し、一部ユーザー様(注1)を除き、当社インターネット利用者を対象に「25番ポートブロック(Outbound Port25Blocking)」(注2)の適用を、2007年2月1日(木)より順次実施しております。
また、「25番ポートブロック」関連の対応として、同時に「サブミッションポート(Submission Port)」(注3)の提供を開始します。
「25番ポートブロック」の実施により、迷惑メール送信手口として増加している、当社のメールサーバーを経由せずに他プロバイダーなどのメールサーバーへ直接送信されるメールを規制することができるため、インターネット内の迷惑メールの流通量を減少させることが可能になると考えています。
今後も、より効果的な迷惑メール対策の実現を目指し、さらなる施策を検討していきます。
注1)一部ユーザー様
固定IPコースのユーザー様
注2)「25番ポートブロック(Outbound Port25 Blocking)」
インターネット上で通信されるデータを識別するための番号(Port番号)のうち、一般的にメール送信(SMTP)に割り当てられる25番(Port25)の利用に制限を加えることで、プロバイダーが指定したメールサーバーを使用しないメールを制限する仕組み。迷惑メール対策の他、フィッシングメール送信の防止、Botnet対策、ウイルス感染者から送信されるメールの防止などにも効果がある。
注3)「サブミッションポート」
メールクライアントソフトからのメール送信を受け付けるための専用のポート。Port25の代わりにPort587を使用するため、「25番ポートブロック」を実施しているプロバイダーからでも当社のメールサーバーを利用してメール送信を行うことが可能となる。
※当社のメールサーバーで「サブミッションポート」を利用する場合は、SMTP認証の設定が必須。25番ポートブロック」適用の概要
- 実施内容
- OP25B(25番ポートブロック)の適用
- 実施時期
- 2007年7月5日(木)より全面実施
- 対象者
- 固定IPコース以外の全ユーザー様
- 実施概要
- 当社メールサーバーを経由しないメール送信の規制
※通常のご利用での環境下では、特に影響はございません。
SubmissionPortの設定例は以下のページをご参照下さい。
※STARTTLSにも対応しておりますので、対応メールソフトをお使いの方はご利用可能です。