児童ポルノブロッキングの実施について

2013年04月22日

昨今、児童ポルノ事犯の検挙件数・被害児童数は年々増加しており、その大部分でインターネットが関連しています。

被害児童への人権侵害防止、児童ポルノコンテンツの流通拡大の阻止、及び安全なインターネット接続サービスを提供することを目的として、弊社ではインターネット接続サービスにおいて「児童ポルノブロッキング」を実施することとしました。

「児童ポルノブロッキング」とは、児童ポルノ画像などを掲載するサイトへのインターネットアクセスを遮断するもので、一般社団法人インターネットコンテンツセーフティ協会(ICSA)※ が提供する「児童ポルノ掲載アドレスリスト」に指定されたサイトや画像を対象に実施致します。

※インターネットコンテンツセーフティ協会(ICSA)
2011年3月に発足した、児童ポルノ画像が掲載されたサイトに係るアドレスリストの作成・管理を行う団体。
http://www.netsafety.or.jp/index.html

対象サービス   : 全てのインターネット接続サービス
ブロッキング方式 : パケットフィルタリング方式
開始日      : 2013年 5月 1日(水)


■インターネット加入約款の改訂について
弊社では「児童ポルノブロッキング」の開始に伴い、加入約款の「第6章 利用の制限」にて以下の条項を追加しました。

【加入約款】
http://www.cc9.jp/inquiry/article.html

(児童ポルノのブロッキング)
  当社は、インターネット上の児童ポルノの流通による被害児童の権利侵害の拡大を防止するために、当社または児童ポルノアドレスリスト作成管理団体が児童の権利を著しく侵害すると判断した児童ポルノ画像および映像について、事前に通知することなく、契約者の接続先サイト等を把握した上で、当該画像および映像を閲覧できない状況に置くことがあります。
2 当社は、前項の措置に伴い必要な限度で、当該画像および映像の流通と直接関係のない情報についても閲覧できない状態に置く場合があります。
3 当社は、前二項の措置については、児童の権利を著しく侵害する児童ポルノに係る情報のみを対象とし、
また、通信の秘密を不当に侵害せず、かつ、違法性が阻却されると認められる場合に限り行います。


ケーブルテレビ株式会社では今後も児童ポルノ被害の防止に努めてまいりますので、ご理解ご協力の程よろしくお願い申し上げます。